テレビの報道・番組では編集やCMなどで中途半端にされてしまい簡単に放送されているので調べてみた。
現在日本では、米の暫定基準値を500ベクレルとしていますが他国と比較してどうなのでしょうか。
チェルノブイリ 日本 ドイツ
パン・パン製品 20 米 500 子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで
野菜 40 500 子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで
果物 70 500 子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで
肉・肉製品 200 500 子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで
乳・乳製品 100 200 子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで
魚・魚製品 150 500 子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで
・・・・・凄い基準値です。
チェルノブイリと比較しても明らかに基準値が高いのは明白。
ドイツからみたら日本の食品なんて食べれないでしょう。
さらに日本政府は、外部被ばくを1ミリシーベルトを20ミリシーベルトに上げて国民を大量に内部被ばくさせる基準値を採用している。
子供達の癌、白血病、心臓病が多発したチェルノブイリのウクライナ共和国でさえ内部被ばくで年間1ミリシーベルトを超えないように設けています。
日本政府は、少なくともウクライナ共和国の基準値に下げるべきである。
そして、生産者の方々の保証を東電と政府が行なわないといけないはずが逆に予算を減らすとは言語道断。
助け合いを掲げ増税をやむなしとする野田政権、民主党。いかん、内容がそれてしまった。
5年後、10年後の日本。その時に、「想定外でした」と政府が言い出すだろう・・・。
国民は、嘘ばかりの政府の発表を疑って、自分の身を守るしかない。
私たち国民一人一人がまずやることは、身近な政治家に食品の基準値、廃棄物の焼却基準を下げさせる事、そして脱原発を訴えいただくよう進言していくべきである。
■東北文教大 松田浩平教授
国の暫定基準値の500Bq/Kgは全面核戦争に陥った場合に餓死を避けるためにやむを得ず口にする食物の汚染上限です。もしも放射性セシウム137が500Bq /Kgも含まれた食品を3年食べたら致死量に達します。全てが基準値ぎりぎりではないとしても重複内部被曝を考えれば政府の暫定基準値では10年後に半数以上の国民が致死量以上に内部被曝する可能性が95%を超えます。つまり暫定基準500Bq/Kg未満で安全宣言すると言うことは、その食品を食べた人が 10年後に半数は死亡してもかまわないと言っているのと同じだと言うことを忘れないでください。
追記
500Bq/Kgでやむを得ず食べる場合の期間は3ヶ月とされています。全面核戦争で食べ物がない場合の基準が規定の2倍の期間も放置されています。